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最近読んだ本、読んでる本。

たまにはGE以外の日記でも。

VIVA仕事中に読書ライフを満喫していた俺ですが、ここ一週間くらいは読書する時間がとれないという悲しい現実。
6Pっていう、チョコの粒を6粒ずつ詰めるお菓子なんて粋な物も作っていたりするわけですが、そのお菓子の注文が先週きたんですよ。
納期が2日しかないのに4000個の注文とかアホかと。
注文した奴マジで氏ね!とか本気で思ったわけで。
むしろその注文を受けた竹若も氏ね!とかこれも本気で思ったわけで。
そんな仕事に追われて先週とか謎に忙しかったのです。
忙しかったら読書する時間が無いわけで、読書しなかったら会社に何をしにいってるんだ?ってお話ですよ。
でもまぁ忙しかったのは先週だけなご様子でまた今週から復活VIVA読書ライフです。

ここ一ヶ月ではー2冊くらい読んだんかな。
東野圭吾の「白夜行」と森博嗣の「冷たい密室と博士たち」を読破しましたね。

白夜行は、なんかもう兎に角分厚いのな。
小さい子供なら撲殺できそうなくらいの分厚さだった。普通の小説2冊分くらいのボリュームはありましたね。
そして内容なんですが、これがまた暗い!実にダークネス。
ちょっと落ち込んでる時に読んだりしたら、つられてリストカットでもしたくなる衝動にかられそうな勢いをもったダークサイドなお話でした。
読みはじめから読み終わるまでクスリとも笑えるところがなかった。
雪穂っていう少女と桐原亮二という少年の二人が主人公。
でも主人公であって主人公でない、みたいな。
物語は常に二人を中心に語られていくわけですが、物語の語り手はこの二人の周りにいる他の誰か。
第三者の目線からの物語として描かれていきます。
二人の周りで様々な事件が起こるわけですが、そういった事件もすべて第三者目線で語られていくので、実際その事件が起こった時に主人公はどう思っていたのか?っていう主人公の感情というものは一切描写されていないんですよ。
複雑でしょ?ていうか俺の説明じゃ分からんでしょ?
気にするな、俺の説明下手は今に始まった事じゃない。

二人の19年間の人生を描いていくこのお話ですが、最後がね・・・またダークな終わり方でした。
どっかの書評に「実に読後感の悪い小説」と書かれていましたが、まさにその通りやなと思いました。うん、読後感が悪い悪い。
まぁなー東野さんの小説ってBAD ENDで終わる話多いしなぁw
面白かったか?と問われれば「面白くなかった!」即答してしまう俺ですが気になった人は読んでみてください。
この1月~3月にドラマ版がTVで放送されていましたから見た人もいるかもしれませんね。
俺はドラマは見なかったんですけど見た人の話を聞いたところ、大体の話は原作とドラマで同じ感じに仕上がってるみたいでした。
最後のシーンのニュアンスが若干違う気がしたけど・・・まぁどっちにしろBAD ENDだw

冷たい密室(ry はどうなんでしょうねーなんか普通の密室物だったって印象しか残ってないがw
俺って密室物とかに代表される本格ミステリーっていうのは大好物なはずなんですけど、もうそろそろ本格物っていうのも限界なんかな?とか逆に思ってしまいます。
単に飽きたんかな。そうかもしれない。
森さんのこのシリーズは、相変わらず理数系の単語とか山ほどでてくるのでついつい睡魔に襲われる危険な読み物ですね!
白夜行よりはかなり薄かったのにかなり読むのに時間がかかった気がする。
普通に面白かったと思います。やばい無難な締め方をしようとしてる俺がいる。
でもなぁ一言だけ言わせてもらえれば、ミステリーで犯人が〇〇ってのはダメだと思うよ!
犯人は△△だけじゃないと!!
犯人が〇〇になると可能性がめっちゃ広がっちゃうんで、やっぱり犯人は△△でやるってのがミステリーのセオリーだと思うんですけどねぇ・・・。
はい、ネタバレになるので書けません。
〇〇と△△には何が入るんでしょうね、漢字とか数字が入ったりするかもしれません。
何だかんだで、森さんの第三弾「笑わない数学者」もすでに買ってたりするんでまたそのうち読むことでしょう。

んで、今読んでるのが折原一の「倒錯の帰結
氏の代表作「倒錯シリーズ」の完結編でございます。
表からも裏からも読めるとかいう、意味の分からん造りになってるぞこの本w
折原さんの本は毎回凝った趣向でだんだんわけの分からん方向に物語が進んでいって、最後に「そうきたか!」って思わせる構成ですね。
今回もどんなオチが待っているのかワクテカしながら読んでみます。
折原さんの本を読むときの注意は、一気に読まないと内容が分かりづらい!
これに尽きるw
でも、俺って今は仕事の空いた時間にしか読まないから・・・内容覚えてられるかな^^;;;;;
話が複雑っぽいから何度も読み返しながら読むことになるでしょう。
はは、こいつは長く楽しめていいや。

「読書」って変換しようとしたら「毒手」とかなるのは仕様でしょうか。
影慶かよ!!
うん、このネタが分かるのは張遼さんだけでしょうきっと。
by kannei0521 | 2006-04-24 23:33 | 読書日記